企業法務が必要な理由①

一つの組織における、様々な役割というのは、私達の人体の構成に似ています。私たちの体は、それら一つの部位やその働きだけでは、成立しません。それらが連動して機能することにより、人間としての生命維持活動を機能させるのです。それらどれか一つが掛けたとしても、私達の体は正しい生命維持を行うことができません。

同様に、会社という一つの単位も、私達の体と同様に、その形態を維持するためには、それぞれの部門が孤立しているのではなく、連携して業務にあたる必要があります。どれか一つかけても、会社は正しい形で成り立ちません。それを考えると、無駄なものは一つもなく、もし足りない部分があるなら、それを補う形の何かが必要である、とも言えます。

私達の体は、自分だけではなく、他の人の助けによっても成り立っています。私達一人だけでは、生きていくことができません。同様に、会社という単位も、その会社を支える他の会社、またはそれを支える様々な形態のサービスがあるからこそ、運営していくことができます。やはりこれも、私達の人体と同様である、と言えます。

さて、会社という一つの体の単位が必要としている機能は様々なものがありますが、近年で多くの企業に導入されてきた部門があります。それが、『企業法務』を行う部門です。『法務』というのは、いわば法律に関係した業務であり、企業内部でも、対外的にも、重要な役割を果たします。では、具体的にどのような役割があるのでしょうか。